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素朴な質問に対する厄介な回答
あっという間に2月に突入。
ワークスの説明会は全日程を終了し、今期ワークスの願書受け付けも2月いっぱいで終了となるだろう。
茅ヶ崎でのクツ教室はあと11ヶ月あまりになった。(ワークスは来年3月まであるけど)
月に1回の更新だといよいよカウントダウンという体なので、湘南最後の年はもう少し更新できるといいなと思っている。

さて、ワークス関係である方にご相談を受けた。
ノグチ靴工房か都内のある靴教育機関に通おうか迷っているので、アドバイスが欲しいという内容であった。
今の時期に参考になる方もおられるのではないかと思い、お返事した内容を多少加筆・修正して再録しておきたいと思う。
今期のノグチ靴工房ワークスに通うと決めた方にも是非読んで頂けると良いなと思う。


こんにちは。

どちらの学校に通うのが良いかアドバイスを、と言われると少し困ってしまいますが、
少々僕の考えを述べさせてもらうことで進路の参考にして頂ければと思います。

以前、僕が木型の勉強で靴工房ヒロを選んだ理由は、
それは、僕(ノグチ靴工房)にはまだまだ及ばない知見が靴工房ヒロにはあると思われたことと(通っていない時点では本当にあるかどうかは分からないのですが)、
主宰者の斉藤先生の探究心や向上心は尊敬に値すると日々感心していたからです。ご教授頂いていた期間の人柄も「先生」と呼ばれるに相応しい人でした。当時は、必ずや自分の未来の糧になるだろうことを学べるという確信を持って通っていたことを覚えています。

一方で、モゲ・ワークショップのモゲさんの話をさせて頂くと、
僕が卒業した当時のモゲ・ワークショップでは、正直言って技術的な知識や経験が不足しているだろうところは多少あったと思います。
学生時代は毎日のように怒られて今でもまだ恐い存在ですが、僕がこの道(手づくり靴)を目指すきっかけとなった、いわゆる指導者(導き手)としての存在は大きく、モゲさんの影響が、その後の靴への考え方、社会での価値観の捉え方や自己の思想・理念を構築する上での礎になっていることは間違いありません。
その点から言うと技術的に少々不足があろうとも、僕にとっては「師」と思える人に変わりはありません。

何が言いたいかというと、
結局はその人が「先生=師」たり得るか(良い学校かどうかもそうです)ということは、自分次第ということです。
そしてその人が自分の「導き手」だと確信したら、信じてやり抜くことです。
結局、教え手や学校の善し悪しの評価は、自分自身が達成したり成就させたりした結果、やはりあの先生(学校)を選んで間違いはなかったと事後的に確認することでしか成し得ないのです。
事前に行く先がぼんやりとしか分からない状況で、「いざ靴職人になれなかったらどうしよう。」そう不安に思う人もいるかもしれません。
でも本当はすごく単純なことです。
「靴職人になれるまで靴職人になることを諦めなければいいのだから」


あとは信じた道を進むだけです!

というようなことをお返事した。
聞かれたことに直接答えていないし厄介だなと思うかもしれないが、
この道を目指す者なら考えて欲しいことなので、煩わしく思われるのを承知で書いてみた次第である。
何か感じてもらえるとうれしいけど。

 
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