新しい木型
 ここ1年ずーっと気がかりであった新作木型の原型をやっと削り終え、今週早々に木型屋さんに送り出したところである。
2〜3週間もすると新しい木型が各サイズごとにグレーディング(サイズごとに削り分け)されて届くはずである。

実は約1年前に自作工房hiroの斉藤先生に木型をご教授いただいた後、その経験を活かした自作木型の設計を発起するも、手つかずのまま1年も寝かせてしまっていたのである。

今回の新型は紳士物のスリッポンとローファー兼用である。
男性の履き口が浅い物をターゲットにして踵まわりを小さくしてあり、ヒール底面の幅を広げることでローファーにも対応できるように設計したものである。
踵が小さい故、サイズが小さい木型は女性のヒモ靴などの深物にも応用できるのではないかと考えての仕様でもある。

これまでも随分とクツ教室やワークスの授業の中でその時の経験が活かされてきたが、この木型ができたことで、やっと本当の意味で自作工房hiroでの成果を検証することができるのだと思う。

あとは婦人物のパンプス・ローファー兼用型を作るべく、今度は早めに始動するようにしたいなぁ。

| 雑記 | 14:11 | - | - | pookmark |
第7期ワークス
 先週の水曜日から第7期ワークスがスタートしている。
長いようで短い1年の始まりである。

最初は右も左も判らない状態だろうけど、とりあえず手を動かしなさいと生徒達には言っている。そうしていると不思議なことに頭は後からついてくる。

僕が10年かかって得とくしたものを1年間に凝縮して伝えようというのに、この2〜3日で容易に理解できるようなものなら、はじめから教わる必要なんかないのだから。

手づくり靴は「手の内」のことがらなので、手を動かしてさえいれば難しいことを考えるのは後からで十分間に合うのである。

焦らずゆっくり、自分のペースで行こうじゃない。






| works | 20:51 | - | - | pookmark |
5週目はお休みです。
 3月28日(水)〜4月1日(日)は3月の5週目として工房はお休みします。
4月の1週目は4日(水)からです。
お間違えのないよう宜しくお願いいたします。
| スケジュール | 17:14 | - | - | pookmark |
第6期WORKS終了
 先日16日の金曜日をもって第6期ワークスの全日程が終了した。

今期の生徒全員がその時を迎えることができたことを祝って、ささやかながらキザンのスパークリングとサンドイッチで乾杯する。

最後に一言、

僕がワークスで教えたことの成果は、これまでに何人教えたとか、どこどこの有名企業に就職したとかいうことで考量できるものではない。将来卒業生がここで学んだことを活かして幸せになって、やっぱり「ノグチ靴工房に行って良かったな」と思ってくれたときにはじめて考課されるものだと思っているので、後はみんながそれぞれ夢を実現して幸せになってくれる事を心から祈っています。

とお伝えして、長いようで短かった1年間を締めくくったのであった。

みなさん1年間ありがとう。
| works | 17:00 | - | - | pookmark |
募集終了して、はじまる。
 今年度(2012年)の第7期WORKSの募集は定員に達したため終了しました。
説明会にはたくさんの方にご出席頂いて、こんな小さな工房の主の話を聞いて頂けたことに大変感謝しています。

ということで、第7期WORKSは8人での船出となりそうである。

僕の持論として、手づくりを伝えようとするなら手渡しできる距離が相応しいと思っている。そして手渡しできる距離というのは、両腕を横に広げてグルリと回転して届く程度の距離であろう思っている。

マイクを使わないと声が生徒に届かないような状況とか大画面に映し出される講師の姿を見ながら習う手づくり靴があるとしたら、それで本当に靴を「手づくり」することの理由(ワケ)が伝わるの?と甚だ疑問である。

さらに、手づくりで靴を作っている(もしくは教えている)にもかかわらず、効率とか生産性、成長戦略なんてことばを語るような作り手がいたなら、手づくりを謳っていながらそれはもう「手づくり」とは程遠いところに来ていることに自分自身が気づいていないという末期の錯誤症状なのだと言わざるを得ない。

手づくり靴を志す者に課せられた命題であるので、一度は考えてみることをここにお勧めするのである。






| works | 17:47 | - | - | pookmark |
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